
あるときふと、「もっといい音で観られたら、家での映画時間がもっと楽しくなるんじゃないか」と思い、ホームシアターの音響システムに興味を持ちました。
この記事では、私が試して感じたことを交えながら、家庭向けサウンドシステムの選び方について紹介します。
音響システムの基本構成を知ることから始めた
最初は正直、「スピーカーって何個必要なの?」というレベルでした。調べてみると、5.1chとか7.1chとか、いろんな構成があることがわかってきて、それぞれの役割にも納得しました。
うちでは、映画のセリフが聞き取りにくいときがあったので、センタースピーカーの大切さを実感しました。前よりも、セリフがはっきり聞こえるようになって、家族からも好評でした。
サウンドバーではじめての一歩を踏み出した
正直、最初から本格的な5.1chには手が出ませんでした。そこでまず導入したのがサウンドバーです。テレビの前に置くだけで音がクリアになり、手軽さでは抜群でした。
ただ、アクション映画などを観ていると、やはり「後ろから音が来る感じ」が足りないと感じるようになり、次のステップを考えるようになりました。
思い切ってマルチスピーカーに挑戦
引っ越しを機に、思い切って5.1chのマルチスピーカーシステムに買い替えました。リアスピーカーの設置はちょっと面倒でしたが、設置後に映画を再生したときの臨場感は、家族全員が「すごい!」と感動するレベルでした。
息子はゲームをしているときの効果音に夢中になり、私は音楽ライブ映像を観る時間が増えました。音の広がり方が、これまでとはまったく違いました。
AVアンプ選びは悩んだが、結果的に満足
スピーカーにこだわると、どうしてもAVアンプの存在が欠かせなくなります。最初は難しそうだと構えていたのですが、Bluetooth対応でスマホとも繋げるモデルを選びました。
夜はスマホから音楽を流してくつろぐ時間も増え、リビングが心地よい空間になったと感じています。接続設定に少し手間取りましたが、慣れてしまえば操作も簡単でした。
設置の工夫で家族の快適さもキープ
妻から「スピーカーの配線が邪魔」と言われないように、ワイヤレス機器を活用したり、ケーブルカバーを取り入れました。設置場所も家族の動線を考えながら決めて、暮らしに自然に馴染むよう意識しました。
こうした工夫で、音響も快適さも両立できたと思います。
音の環境が変わると、家の時間も変わる
今回、ホームシアターの音響システムを見直してから、家族での過ごし方に変化がありました。週末の映画タイムがちょっとしたイベントになり、みんながリビングに集まる時間が増えた気がします。
もし「家での時間をもう少し楽しみたい」と思っているなら、音の環境を見直してみるのもいいかもしれません。私のように少しずつステップアップしながら、自分たちに合ったサウンドシステムを見つけてみてください。